蝶たちの踊るところ

蝶たちの踊るところ
 
民族紛争下のスリランカ。
 対立する民族、戦争被害者、障がい者たちがひとつになった。

○Document 1 国際ヒューマンライツ ドキュメンタリー映画祭 オープニング上映作品(グラスゴー・スコットランド / 2003)
○学びの園ドキュメンタリー映画祭 準グランプリ (東京 / 2013)

【目次】
1 予告編
2 解説
3 クレジット
4 関連事項
5 DVDの仕様・ご購入


予告編





解説

蝶たちの踊るところ 写真1

 2001年、アメリカ同時多発テロから数ヶ月後。スリランカでは、タミル タイガーと名乗るタミル族の武力勢力と、シンハラ族のスリランカ政府が民族紛争を繰り返していました。そんな中、“バタフライ シアター カンパニー”というダンス シアター カンパニーが結成されました。
 メンバーは、タミル タイガーと戦っていた元スリランカ兵、兄弟や子供を戦争で失ったタミルの女性たち、戦争で障がい者となった人たち、生まれつき障がいをもった人たちで構成されています。しかも、みなそれぞれ宗教が違います。
 仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教。様々な違いで構成されたこのカンパニーは、違いによって対立するのではなく、共に芸術を創造しようとしています。 2001年12月、彼らは海外から演出家ヴォルフガング・シュタンゲ、ジュリアン・クロウチを招き新作の制作を開始しました。
 ビデオ「蝶たちの踊るところ」は、彼らの稽古のための共同生活、リハーサル、新作舞台、を追ったドキュメンタリーです。

蝶たちの踊るところ 写真2





クレジット

出演: ヴォルフガング ・シュタンゲ / ロハナ・ディーバ / ジュリアン・クロウチ / バタフライ シアター カンパニー 他
製作: 有限会社ランドスケープ

撮影・編集:

野中 剛
監督: 野中 剛
<日本語字幕> DVD / カラー / ステレオ / 61分 / 2002年度作品

関連事項


>>ヴォルフガング・シュタンゲ・プロフィール

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