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>Top > 作品 > ブルーノ・シュルツ 二度目の幼年期

 ■解説
 ■クレジット
 


商品名:
ブルーノ・シュルツ 二度目の幼年期
メディア:
DVD
税込価格:
4,800円
商品番号:
D0026
数量:


ぼくの理想は、幼年期に向けて成熟することです。
それこそが真の成熟となるでしょう。
ブルーノ・シュルツ
 ポーランドの作家、ブルーノ・シュルツ。終戦を待たずゲシュタポに射殺されたシュルツは、「ストリート オブ クロコダイル」、「砂時計のサナトリウム」の作者として日本では知られています。
 シュルツは言います。「人生の始めのある明るい、水晶のように清らかだった時間はいったいどこへ行ったか、どこに消え、失われたのか、その時代、我々は誰もが芸術家、創造主、王様であり、完全に自由な存在でいられた」 シュルツは生涯、文学を通して、人が幼年期に持つ充実性と無限性、創造性を復興、成熟させようとしました。ポーランドでは彼の名を知らぬ人はなく、その作風から、ポーランドのカフカとも称されています。
 ビデオ「ブルーノ・シュルツ 二度目の幼年期」は、彼が自書に自ら描いた挿し絵を背景に、シュルツを愛して止まないポーランドの名優、ヤン・ペシェクが、シュルツの原文を朗読し、シュルツの文学宇宙を再構築します。ヤン・ペシェクの朗読は素晴らしく、シュルツに初めて触れる人でも、シュルツの世界に引き込まれることは間違いありません。



ブルーノ・シュルツの文学世界を、
ポーランドの名優、ヤン・ペシェクが朗読。

ブルーノ・シュルツ Bruno Schulz (1982〜1942) 画家、作家
 ポーランド東南部の街、ドロホビチ(現ウクライナ領)のユダヤ人家庭に生まれる。美術学校で絵を学んだシュルツは、1924年から契約教師としてドロホビチのギムナジウで美術を教え始める。同時期に、短編集『肉桂色の店』、「砂時計のサナトリウム」の2作品を発表。作家活動を続ける。
 1941年、ドロホビチはナチスに占領され、シュルツらユダヤ人は、ゲットーでの生活を強いられる。シュルツは、芸術を愛するゲシュタポ将校から擁護されていたが、1942年、ゲシュタポによるゲットーでの無差別殺戮に巻き込まれ、射殺される。
 シュルツの作品は、主にドロホビチの街や家族の事が描かれている。極めて狭い世界の物語ではあるが、カフカやボルヘスを彷彿させる創造性の高い文学宇宙を構築している。シュルツが生涯目指していたのは、二度目の幼年期。鳥に変身する父や、突然空を飛ぶ人物など、シュルツの文学世界は、まさに、二度目の幼年期の創造性によって描かれており、日常の神話化とも言える。
 画家としてのシュルツは、自身の文学作品の挿絵を描くだけでなく、連作版画『偶像讃美の書』も発表している。女性の足に接吻をする男性など、エロティズムとマゾヒズムを感じさせるその作品は、バルデュスとも比較され、現在でも多くの解釈がなされている。
 シュルツの芸術は、多くの芸術家に影響を与えている。アイザック・シンガー(作家)、タデウシュ・カントル(演出家)は、シュルツへの賞賛を公言している。また、シュルツ作品の映像化としては、ヴォイチェフ・ハス監督の「砂時計」、ブラザー・クエイ監督の「ストリート オブ クロコダイル」が有名である。


ヤン・ペシェク Jan Peszek(1944〜) 俳優
 クラクフ演劇アカデミー卒。卒業後、ウッジ・ブロツワフ・クラクフの劇場に属したのち、由緒あるスターリー・テアトルのトップ俳優として、舞台、映画、TVで活躍。特に1964年以来、ポーランド前衛音楽を世界的に広めたMW-2アンサンブルに参加してパフォーマンスを展開、絶賛を浴びている。その一つである一人芝居「存在しないが存在可能な楽器俳優のためのシナリオ」は、世界各国で上演される。主に、アンジェ・ワイダ、ヤロツキィ・グラボフスキらと共に仕事をしており、古典から近代から前衛まで、シェークスピアやチェーホフやベケットなどの多くの作品を演じている。1988年グダニスク映画祭では、「スワン・ソング」の主役でグランプリを獲得。ウッジ映画大学、クラクフ演劇アカデミーの教師も務めている。他のどんな作家よりもシュルツを愛し、自らの演出、主演でシュルツの原作「砂時計のサナトリウム」を上演。東京公演も果たしている


声の出演:ヤン・ペシェック /野中 剛
製作:シアターX(カイ)/(株)ミック /
   ランドスケープ
監督:野中 剛

<日本語字幕>
カラー/ステレオ/28分


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