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 ■解説
 ■クレジット
 ■作品内容


商品名:
ワンデイ アット ヒルダズクラス
メディア:
DVD
税込価格:
7,800円
商品番号:
D0006
数量:



ヒルダ・ホルガーのダンス教室。
その斬新で自由なダンスは、時代を超えて衰えることを知りません。



 2001年、惜しまれつつも95才でこの世を去ったヒルダ・ホルガー。10代でオーストリア  モダンダンス界にデビューした彼女は、ドイツ表現主義のダンサー、振付家として、一代センセーションを巻き起こしました。しかしヒトラーから逃れインドへ。そしてまたインドの内戦を逃れイギリスへ。時代に翻弄される悲劇的な人生を送りながらも、彼女のダンス作品、ダンスレッスンは、人間や自然への愛で満ちあふれています。リンゼイ・ケンプやヴォルフガング・シュタンゲが彼女のもとでダンスを学び、今でも師と仰ぐのも大きくうなずけます。「ワンデイ アット ヒルダズ クラス」は、彼女の人生、振付作品の映像を織り交ぜながら、1999年に行われたダンスレッスンを紹介するものです。型の反復をするクラシックバレエのレッスンとは違い、彼女のレッスンは動物の動きを 真似ることから始まります 。斬新で自由なダンス。目をキラキラと輝かせ、激を飛ばす彼女の姿からは、限りない芸術への愛情が感じられます。

出演:ヒルダ・ホルガー 他
制作:ランドスケープ
監督:野中 剛
<日本語字幕>
カラー / モノラル / 60分
1999年度作品


【作品内容】

  

基礎から自由な表現へ

ヒルダ・ホルガーのダンスレッスンは、バレエ・バーを使った、クラシックバレエの基礎レッスンから始まります。ヒルダ「私のモットーは自由。でもテクニックがその基礎にあること。まず正しい型を身につける。その後で自由に踊るんです・・・」

自然こそアイデアの源泉

ヒルダ「自然こそが、私のアイデアの源泉・・・。自然ほど刺激的なのはないわ。生き物のもつ美しい動き。生き物からのみ学ぶことがある。つまりそれは自然そのものの動き。余計なものなどないの・・・」
●鳥、カエル、ヘビ、鹿・・・、
動物の動きを真似することが、ダンスに変容していきます。

  

自分らしさを出しなさい

ヒルダ「王立アカデミーでゲルトルート・ボーデンワイザーに出会い、彼女の優れた指導のもとで、練習を重ねたわ。先生の良い点は、生徒に自分の方法を押しつけないところ。彼女は生徒の自発性を重んじたの。彼女を見習い、私も生徒には、ただ一言、『自分らしさを出しなさい』 それが創造性を伸ばすのよ・・・」
●床に並べられた棒。
 自由な動きでその上を通過していきます。
 先頭の人の動きを後の人がまね、気がつくと、
 美しい群舞になっています

 



ヒルダ「ウィーンでの初舞台は大評判でした。私は18才にして全演目を踊ったの。曲はシューベルトの『鱒』。信じられないほどの拍手喝采だった。そしたらアカデミーの校長が『小魚一匹にこの大騒ぎ』なんて言うから、私も言い返したの『魚には魚独特の美しい動きがあるの』ってね。
●ヒルダ・ホルガー振付作品「鱒」

  

ヒトラーを逃れインドへ

ヒルダ「私の人生、それは悲劇そのもの。ヒトラーのことはご存じね。災難を逃れたのは家族で私だけだった。友人の住むインドに亡命したの。でも家族は私以外全員収容所で殺された。だから私は独裁が嫌い」
●フラフープを使ってそれぞれ自由に動きます。
 違った動きが重複されることによって、何気ない個人の動きが、
 ダイナミックな集団の動き、ダンスに変わっていきます。

  

インドからの影響

ヒルダ「インドには感化されました。何よりみんな温かかった。特に貧しい人たち。物乞いの人たちがいて、私には施すお金がなかった。一切合財ヒトラーに没収されていたから。それを知ると彼らは驚いたことに、一文無しの私を昼食に招いてくれたの。賤民どころか素晴らしい人々! インドには本当に影響を受けたわ。インドの民族舞踊はそれは見事なものよ。ところが驚いたことに、現地の生徒の多くが、西洋のバレエを習いたがった。立派な伝統を持ちながら、なぜ見捨てるの? 伝統を大事になさい。バレエなどに目移りせずに。それは異質なもの。体つきから何から違う。ウダイ・シャンカールを見習えとね」

●ヒルダ・ホルガー振付作品「アプサラス」

  

混乱のインド

ヒルダ「1948年にイギリスがインドから撤退すると、イスラム・ヒンズー両教徒が紛争を始めたの。その酷たらしさはヒトラーと一緒。血が流されるのはもういや、ヨーロッパに戻ろう。ここを離れよう。血で血を洗う光景には、これ以上耐えられない。非人間的なものはすべて、私は大嫌い。何よりも大切なのは人間性なのに。頭だけで解決しようとするからいけないの」

●バケツを使ったソロ・ダンス。
何気ない日用品と戯れ、ダンスを作っていきます。

  

表現主義のダンスとは

ヒルダ「クラシックは足をバタバタさせるだけで、頭がお留守。私のダンスは、まさに革新的だった。意味を秘めてるの。その点、クラシックはうわべだけ。ポーズばかり。『表現主義とは何』って訊かれて答えたの。クラシックは腰から下だけで踊るけど、私たちは、足・腰・肩ときて、さらには頭を使うんだとね。それが表現主義のダンスなのよ」
●ヒルダ・ホルガー振付作品「フープ」

  

魂がこもっていればいい

ヒルダ「頭でっかちな芸術家が時おりいるけど、心がこもってなければだめ。人間味がなきゃ。私はその草分け。イギリスに来た当初は、クラシックばかりがありがたらがれて、それ以外はダンスじゃなかったの。教会で踊った時にも『教会で踊るの?』と訊かれ、踊るのも祈り 歌うのと同じことよ。そこに意味があり、魂がこもっていればいいの、と答えたわ」

●ヒルダ・ホルガー振付作品「バウハウス」

  

前へ 前へ!

ヒルダ「初歩クラスでもマスタークラスでも、優秀な生徒でも並の生徒でも、常に新しいことをやる。反復しつつも先へと進む。ゴールはないの。どこまでも先へ。音を上げる生徒もいるけど、どうせ来たなら、何か見つけて帰って欲しい。同じ所にとどまってちゃダメ。常にもっと先へ。立ち止まっちゃダメ! 前へ 前へ!」
●バケツを使ったダンスのリレー。
 それぞれの個性が、ダンスになってリレーされていきます。

  

自分が自分らしく自然であること

ヒルダ「生きていくのに大切なのわね。自分が自分らしく自然であること。私はそう思うの。惹きつけるものがあれば何でも私はダンスにするわ」



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